2011/03/24

浦安の液状化(続き)

市の2/3が埋立地という浦安市。埋め立ててからまだ60年ほどしか経っていないという、海側のエリアを歩きました。

ほかでもたくさん取り上げられていますが・・・、
やっぱり見ると驚きます。
突き出したマンホール・・・

 地盤が液状化して、空洞のある下水道管に浮力が働き、突き上げられるそう。
  これらはどうやって戻すのでしょうか・・・?


1段分が下がってしまったコンビニはアスファルトのアプローチ・・・




道は泥で覆われて、雨が降ればぬかるむし、
乾けばマスクがないといられないほどの砂ぼこりに・・・



歩いていると地盤が波打つとは、こういうことなんだと実感します。




戸建住宅エリアでは・・・
多くの住宅が傾いています・・・


 塀や門廻りが崩れているのは、もう珍しくありません

 ポールがなかったら、くずれていました


 まるで浮き上がってしまったかのよう・・・

配管がむき出し・・・


こうした沈下が原因で大きなダメージとなったのは、
上下水道やガス管の破損。
写真は、切れてしまった上水道管。
工事している方に聞いたら、使える配管の有無を確認しているとのこと。

下水道管の多くは泥が詰まっていて、復旧には時間がかかるそうです。


住宅街の中の公園に仮設トイレが・・・
断水が解除されても、下水道が復旧していなければ、
トイレは、家を出てこの公園に来なくてはなりません。




最寄駅の新浦安駅ではエレベータを
どこかのテレビ局が撮影していました。


駅前の広場では、ボランティアと思われる方々が泥を片付けていました。


袋に集められた泥。これらの処分も決して簡単ではありません。
セメント業者さんなどに買い取ってもらっているとか・・・。

 大学生かな?
慣れない手つきで泥を片付ける姿がさわやかでした。

こういう若者の姿を見ると、なんか安心します。





東京駅から15~20分程度の町で見た被害。1日より早く復旧を願うとともに、この事態から1つでも多くのことを学び、これからに生かしていかなくてはならないと心から思いました。


★浦安にある明海大学の前を歩いていたら、大学生に間違えられました♪
え・・?マスクをしていたから・・・?

4 件のコメント:

  1. 大きなマスクだったんでしょうか?(笑)

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  2. はい、大きかったです(笑)
    今度は、マスクなしで歩いてみましょうか・・・!?
    ところでPenの資料請求は順調ですか?まだ追いつかれていないことを祈ります(笑)

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  3. 美人編集長さんのご自宅周辺の一見なんともなさそうでありながら、見えないインフラ被害はすさまじいですね。液状化現象の恐ろしさがよくわかりました。
    一方、日本全国の建材不足の現状は下手をすると日本経済に大打撃を与えてしまう恐れがあります。
    ぜひ、この話題についても情報収集をお願いします。

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  4. アップが遅れてしまって失礼しました。液状化の現状を前にすると、住宅がまるでおもちゃのように感じてしまいました。
    建材不足の声は、至るところから聞こえてきます。どのメーカーのどの工場が被災して、生産状態がどうなのか、いつごろ再開するのかなどが分かる一覧がつくれるといいのですが・・・

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