2012/12/25

ダイアモンド

東京ドームで開催された、プリンセスプリンセスのコンサートに行ってきました。プリプリといえば、20年前(ひえー)の中学・高校時代のまさに青春ソングです。


解散から16年経ったメンバーは、すでに45~48歳。でも、まったくそれを感じさせないパワフルな歌声とパフォーマンスに、本当にびっくりしました。オープニングから、その迫力を前に、なぜか涙が止まらなかった。最初から終わりまで、どの曲を聞いても、泣いていました(苦笑)


涙がとまらなかった理由は、懐かしかったからではありません。


ツライ恋愛を思い出したからでもありません。


一心に歌う姿に、ただただ感動したのです。


表現者の端くれとして、彼女たちの「伝える力」に感服したと言ったほうがいいかもしれません。




コンサート終了直後の会場の様子。
4万3千人が来場したそうです。
年齢層が高めで、なんか居心地がよかったですよ(笑)

 

アンコールの締めは、定番中の定番「Diamonds」でした。
 
 
ボーカルの岸谷香(旧姓:奥居)さんが、当時は自分たちがダイアモンドって思っていたけど、16年が過ぎて、日常生活にもたくさんダイアモンドがあることに気が付いたと言っていました。
 
 
 
♪ 針がおりる瞬間の胸の鼓動焼きつけろ
それは素敵なコレクション もっともっと並べたい
眠たくっても 嫌われても 歳をとっても やめられない

ダイアモンドだね AHAH いくつかの場面
AHAH うまく言えないけれど 宝物だよ
あのとき感じた AHAH 予感は本物
AHAH 今 私を動かしてる そんな気持ち ♪
 
 
 
眠たくても、嫌われても、歳をとってもやめられない・・・
 
 
私のダイアモンドは、当面、ビルダーズや住宅関連の雑誌をつくる、この仕事なんだと思います。

2012/11/26

第6回 素材巡礼ツアー 開催決定! 

ビルダーズの超人気企画、建築家・伊礼智の素材に感謝する旅「素材巡礼ツアー」の第6回を開催します!
なんと1年4カ月ぶり。伊礼さんのお気に入り内装材「ヴィーナスコート」の販売元である日本エムテクスさんにスポンサーになっていただき、実現することができました。

1月に完成予定のi-works project1.0のモデルハウスがいちはやく見学できる、とっても貴重なツアーです。

詳細は、ただいま最後の確認を進めていますので、もう少々お待ちくださいませ!
27日の夜には、ここで申込み方法についてアップする予定です。


過去の素材巡礼ツアーについては、下記をご覧ください。

第4回素材巡礼ツアー 天窓

第5回素材巡礼ツアー シラス壁


たいへん申し訳ありません。本ツアーは、雑誌購読者による申込みで、一般公開をする前に満席となりました。情報の更新が遅れてしまい、ご迷惑をおかけしました。ただいま何人かの読者の皆様にはキャンセル待ちいただいている状態ですが、皆様の声が集まれば第2弾を検討いたしますので、ぜひこちらにお問い合わせください。

2012/11/04

インテリア・グリーンのすすめ

新宿OZONEで開催中のhope&home イベントで、モダンリビングと日植ガーデンプロデュースの「LOVE GREENのおしゃれなグリーンの寄せ植えワークショップ」 に参加しました。


緑に囲まれた下田編集長

観葉植物といえば、葉っぱの大きな熱帯植物。

熱帯植物は、ジャングルの日の当たらない環境で育つため、日陰に強いためインテリア・グリーンに向くのだそうです。なるほど。



熱帯植物のほかに、多肉植物も用意されていました。

多肉植物は、熱帯植物とは反対に砂漠のような乾燥地帯に生育する植物。水が少なくても育つため、これまたインテリアグリーンに適するとのこと。水抜き穴のない器で育てることができます。


熱帯植物と多肉植物、成長する環境がまったく異なるため、これらを一緒に寄せ植えすることはできません。どちらかを選びます。


部屋にグリーンをあしらうことを考えれば、高さも葉っぱの大きさもある熱帯植物のほうが華やかです。悩みましたが、不思議な魅力に惹かれて多肉植物を選びました。



左後がセダム・オーロラ、右後がコチレドン・ティンカーベル、手前がエケベリア

これらを陶器の鉢に並べていきます。多肉植物はあまり根が張らないので、そおっと扱います。



不器用な私ですが、できました!!!

↓ ↓ ↓

多肉植物の寄せ植えが完成
(撮影:モダンリビング副編集長)
 完成した寄せ植えは、なんとモダンリビングの副編集長が撮影してくれるというサービスも!



住まいにグリーンを採り入れたくても、意外と知識がなくて分からないものです。また、雑誌で見てステキだなと思っても、背が高くて大きな葉っぱの迫力あるグリーンを入れることに躊躇してしまいます。


住まいのプロのみなさん

インテリア・グリーンの知識をつけて、建て主に提案しませんか



ビルダーズでインテリア・グリーン入門の特集を企画中
今日、決めました(笑)

2012/10/29

男前大工コンテスト開催中


ニッポン男前大工コンテストのシール投票が、先週から始まりました。

男前大工の前で盛り上がる女性。このビルに勤めるOLさんたち

じわじわと話題になっているようで、すごくうれしく思います。

今回、大工さんたちを撮影していて、心から「仕事をする男の真剣な顔はかっこいい」と思いました。

大工仕事は、重たいものを持ったり、屋根の上などの高所で作業したりと、一見「肉体労働」のイメージが強いかもしれません。でも、体力と根性さえあえれば大丈夫!といった職業ではありません。

複雑な木造技術を理解したり、建築図面を読み解いたりする知性や、寸分の狂いも許さない緻密な仕事をする几帳面さも求められます。

棟梁となれば、現場の職人をまとめる統率力も必要になります。

見習い時の修行もラクではありません。

そんな職業を生涯の仕事に選んだ時点で、すでに男前なんですよね。


27日には、新宿のリビングデザインセンターOZONEで男前大工による実演をしました。

刻みの実演(写真は墨付け中)。現在シール投票1位のベテラン大工さん


通りがかりの子ども連れや外国人が、足を止めて実演を見学してくれたのもうれしかったです。


かんな削りは、22歳の若い大工さん。削りかすの薄さにびっくり!

きれいに削るには、道具の手入れが欠かせないそう

見学していた女性から、大工さんのファッションについても質問があがりましたよ。
この大工さんのニッカポッカは、トラのマークで有名な「寅一」でした(笑)


ニッポン男前大工の技術審査会が11/5(月)16:00~ リビングデザインセンターOZONEであります。見学は自由です。シール投票も直前まで受け付けていますので、ぜひ、お越しください!
詳細はこちら


★「ビルダーズ編集長は、イケメン大工に夢中」とのうわさがありますが・・・、そんなんじゃないです!でも第2回に向けて、新たな「男前大工」の発掘は楽しみです(笑)

2012/10/24

自然を感じるインテリアのつくり方講座

ある番組で、新橋のサラリーマンがコンビニで買う朝食は、おにぎりと缶コーヒー(ブラック)の組み合わせが多いらしいといっていました。

このおにぎりと缶コーヒー(ブラック)と同じくらい、ちょっと変わった組み合わせの対談セミナーをやることになりました。


有名建築家による豪邸を美しい写真とともに紹介している
「モダンリビング」の下田編集長と・・・・、




地域工務店による安くていい家を技術情報とともに紹介している
「建築知識ビルダーズ」の私。



何を話すの・・・?と言われそうですが、今日、下田編集長と打ち合わせをして「こりゃ、楽しい!」と思える内容になりました。インテリアを家具やグリーンととらえていた下田編集長と、インテリアは床や壁ありきと思っている私。話を進めていくうちに、とっても豊かで素敵なインテリア空間にたどり着きました。


どんな空間かって・・・

それは、もちろん会場で!


この異色の組み合わせトークに少しでも興味をもった方、ぜひ、今週土曜日の14:00にリビングデザインセンターOZONEにいらしてください!



表参道の蕎麦屋さんにて
★懐が深く、明るくて笑顔がステキな下田編集長。当日は、下田編集長の胸を借りるつもりで、最近の工務店インテリアについてお話ししようと思います!




2012/10/14

ニッポン男前大工コンテスト

大工仕事を身近に感じてもらい、質のよい木造住宅に興味をもってもらいたい――。そんな思いから、「ニッポン男前大工コンテスト」を開催することになりました。 詳細はこちら


日経ホームビルダーと建築知識ビルダーズのコラボレーション企画です。JBNの次世代の会に協力をお願いしました。

右が日経HB編集長の小原さん、左が次世代の会の大和工務店鈴木さん



まだ家づくりを考えていない若者や女性にも、大工の魅力を伝えるには、どうしたらよいでしょう。



そのためには・・・・



かっこよくなくちゃ!



ということで、全国からかっこいいと思う大工さんを推薦してもらうことにしました。時間がないなかで、ええ、ええ、たくさん集まりましたよ。


まずは、書類審査。ここは、女性目線で選ばせてもらうことに。審査委員長は私です(笑)。女性スタッフと一緒に「男前!」と思う大工さんを8名選びました。


さて、その8名をどうするかというと・・・・


仕事をしている姿を写真におさめ、新宿リビングデザインセンターOZONEの3階でパネル展示します。期間は、10/25(木)~11/5(月)。来場者に「男前!」と思う大工さんにシールで投票してもらいます。


もちろん大工さんは、見た目だけじゃありません。11/5(月)の最終日には、技術審査会を行います。大工さん同士で、自分以外のスゴイと思った大工さんを選んでもらうのです。


シール投票と技術審査会の結果を合わせて、男前大工ナンバーワンを選びます。記念すべき初代ニッポン男前大工は・・・


この企画は、毎年恒例化していきたいと思っています。男前大工の写真がたまれば、写真集やカレンダーだってつくれちゃいます。佐川男子・・・なんて、目じゃないはず!


みなさん、応援よろしくお願いいたします!


★言っておきますが、「全国のイケメン大工に囲まれてみたいッ」から始めたわけではありませんよ!

2012/10/07

素足センサー

床材メーカーの朝日ウッドテック主催の展示会に行きました。


家に着いたら、まずは靴を脱ぐ。
靴を脱ぐと、緊張がほぐれてリラックスできます。
新幹線や飛行機でも、靴を脱いでいる人の多いこと(笑)


家の中では、できるだけ素足で過ごしたい。
だから、日本の住宅は「床」がとっても大事なんです。


床材を見るときには、素足で感触を確かめるようにしています。


この展示会でのお気に入りは・・・、
ブラックチェリーの挽き板フローリング
黒い点々(ガムポケット)が特徴です


最近注目のウォルナットもありました 
濃い茶色と動きのある木目はウオルナットならでは


兵庫のプレカット工場を訪れたとき、エントランスで
無垢のウェスタンレッドシダー(米杉)を使ったデッキ材を発見!
素足チェックは欠かしません。
無垢の感触を味わいます。
(見苦しい裸足のアップ・・・、お許しください)


そんな私の家の床はというと・・・


ウォルナットの模様をプリントしたクッションタイル
 借りるとき、不動産が「木の床、いいでしょう?」と
自信満々に言っていました(笑)

心の中で「木じゃないけどね・・・」とつぶやきつつ、
最近のプリント技術に脱帽。


え? 指?


あれは何だと?


金曜日の夜の満員電車で・・・


なんと・・・


酔っ払いハイヒールに踏まれました(泣)


私は・・・



裸足にサンダルだったので・・・・



ものすごく痛かったですーーーーーー!

普段なにげなく歩いていますが、けがをしてはじめて
足指の存在の大きさを実感しています。


素足センサーは、しばらくお休みです。


2012/09/25

IKEAのウォールデコレーション


リビングの白い壁に少し飽きたので、
きれいな布でも掛けてみようとIKEAに行きました。


ちなみに賃貸マンションです
テレビの後ろにピクチャーレールがあるので、
ファブリックを掛けてみようかなぁと・・・



でも布を見ながら、裁縫をしている時間がないなと思ったので



ファブリックをやめて・・・



じゃーん
大きな花のシールを貼りました!



壁紙にも貼れる花のシールは、
3本セットで999円(sale特価)


近々、花の周りに蝶をちりばめたいと思っています。


住まいのちょこっとアレンジって楽しいですね。





2012/09/03

日経ホームビルダー編集長がやってきた


先週、ライバル???の「日経ホームビルダー」の小原編集長が、なんとエクスナレッジにやってきました。

さわやかで温厚な小原編集長(私の右)
ちなみに左が建築知識編集長・大須賀です。
右端でリニューアルした「マイホームプラス」をもっているのは、
弊社刊行3誌の営業を担当する通称助さん



工務店雑誌の大御所「日経ホームビルダー」の編集長が、
何しにきたのでしょう?




殴り込み? 偵察? 




なーんて、温厚な小原編集長に限ってそんなことはありません。



実は、住宅系雑誌8誌が取り組む「これからの家・暮らし」応援プロジェクトhope&home で、秋にイベントを行うことになり、その打ち合わせを弊社で行ったのでした。


「日経ホームビルダー」は、ビルダーズにとって、追いつけ追い越せのいわば目標のような存在。3年前にビルダーズを立ち上げるときには、最も意識した雑誌でした。ニュース性の高さはもとより、クレームや建築工事の落とし穴などリアルでシビアな内容を見ては、「勝てっこないよぉぉぉ」と自信をなくしたものです(笑)。


でも今は、ビルダーズらしさを貫けばよいと思っていますので、自信をなくすということはなくなりましたよ!


さて、そんな「日経ホームビルダー」と「建築知識ビルダーズ」が、タッグを組んでどのような催し物をするのか・・・?もう少ししたら、お知らせできると思います。乞うご期待!


★名前が似ているせいか、「日経ビルダーズ」とか、「建築知識ホームビルダー」とか、「ホームビルダーズ」とか、よく間違えられます(笑)。ホームビルダーとビルダーズ、両方ちゃんと覚えてくださいね~

2012/08/28

建築知識ビルダーズ10号発売!



たいへんご無沙汰しています。


3カ月間…


修行していました。


修行の成果は・・・


少しイメチェンした10号を見てください!

建築知識ビルダーズ10号は、
「心地よい住宅をデザインする」

ちょっとステキな住まいを提案する工務店6社の
デザインテクニックをレポートしています。



表紙は、鹿児島のベガハウスさん。


この家の心地よさのポイントは・・・、


タタミと吹き抜けの組み合わせ♪


開放感あふれる空間で、
ゴロゴロできる。

タタミリビングならではの提案。


このほかにも、「この家住みたい!」って思わせる
実力派工務店の家づくりをしっかり紹介していますから、ぜひ見てください。

こんな雑誌、ほかにはないはず!


そんなビルダーズをより多くの人に読んでもらうために
イベント会場では販促活動。

ビルダーズのダイジェスト版を配りました!

強力?な助っ人も
え?誰って?

エクスナレッジの社員ということだけ、白状しておきます(笑)



★アロマオイルのマッサージに行ってきました。施術してくれた若い女の子が、私のふくらはぎを見て「太さに違和感があります・・・」と苦笑。違和感ねぇ、どうとらえたらいいんでしょうね(苦笑)


2012/05/21

ビルダーズ09号の発売は5/26です!

今号も、無事(?)に完成しました。


執筆者さん、デザイナーさん、DTPさん、外部編集者さん、イラストレーターさん、印刷所のみなさま、今号も過酷な制作スケジュールを乗り切っていただき、ありがとうございました。


前号は、40時間ぶっつづけの作業でしたが、今回は36時間。少し改善しました(苦笑)。エクスナレッジ10年目にして初めて、オフィスの椅子を2脚並べて、寝ました。



さて、できあたがったのがコレです。

↓↓↓↓


特集テーマは、「光熱費のかからない家のつくり方」



北の巨匠、西方里見氏監修で、ヨーロッパ基準のエコ住宅をまとめています。


ド真面目に、徹底的にまとめました。
(いや、いつもド真面目ですが、今回は本当にハードでした)


正直言うと、読むのたいへんです・・・。



つくるのもたいへんだったから・・・。



でも他誌にはない濃い内容。



情報量は、これまでの中で一番多いと思います。



 ハードだけど、がんばって読んでもらえたらうれしいです。



あ、でも私が一番気に入っているページは別にあります。


142-143ページ。






 現場監督の仕事と、営業マンの仕事をまとめたページ。


このマンガがあがってきたとき、
思わず吹き出してしまいました。


徹夜続きでしたが、テンションがあがって
やる気を取り戻したページでもあります。


★さて、取材に協力していただいた方々を、ここでご紹介したかったのに、すっかり滞ってしまいました。しばらくは4月の取材の感想をアップしていきたいと思います。







2012/05/05

ちょい足し


ゴールデンウィークですが、ビルダーズ09号制作中。



ブログをあまりに更新しないので、
生きているのか?と心配してくださる声も。



ありがとうございます。
生きています。



でも、1分も無駄にできない状況。



こんなとき食べたくなるのが、夜食のカップヌードル(笑)



でも、いい歳だし、せめて食べるものには気を使いたい。



ということで、後輩に教えてもらってシーフードのカップヌードルに・・・


ミルクをちょい足し♪



かき回してできあがり


まろやかで、おいしいです。

罪悪感が少し解消されます(笑)




2012/04/16

愛すべきは欠点!


ちょっとステキな言葉を聞いたので、ご紹介したいと思います。


木の無垢材には、さまざまな表情があります。節がなくて、きれいな木目もいいですが、自然素材ですからそういうわけにはいきません。



たとえば・・・


あれです。分かります?
カナダツガ柾目の羽目板



これこれ


こんなのもあります。
日本語でいうと、さるばみ、かすりなどと呼ばれます。



これは樹木が、傷つけられ成長を阻害されたときに、傷ついた部分を癒そうとして養分(ミネラル)を集中させた跡だそうです。英語では「ミネラル・ストリーク」と呼ばれています。


また、樹木は外敵(菌類や昆虫など)を防ぐためにタンニン(渋)という成分(色素)を含んでいます。浴室などで木を使うと黒ずんできますが、これは樹木が水分を含むことによって、タンニンが外に出ようとするからです。このタンニン、実は「ポリフェノール」の一種だそうです。


ミネラルにポリフェノール・・・、木材というよりも健康食品みたいですね(笑)


このほか、木材の欠点にはアテがあります。アテとは、ざっくりいうと樹木のまっすぐでない、曲がった部分のこと。まっすぐの部分と比べて固く、製材すると色が変わっていたりまします。扱いづらいのであまり好まれません。


なぜアテができるのか?(アテにならない?)


樹木は、太陽に向かってまっすぐ伸びて育とうとします。でも、そんな理想的な環境ばかりでありません。急な斜面に生えたり、風や雪などの外力を受けることもあります。それでも、太陽に向かって伸びるために、幹や枝に養分を送って力を入れます。


樹木が負荷に耐えて伸びようとする姿、思い浮かびました?


木製品にするときに欠点とされてしまうものは、どれも木材の自然治癒力によるもの。木材の生きる力の証なんです。


愛すべきは欠点!


あるイベント会場で、これらの欠点品をグレード品として紹介していた会社がありました。



木村木材工業さん

木村社長と岡崎店長
その名も「ナチュラル・ヒーリング グレード」


ネーミングから、木材への愛が伝わってきますね。


愛すべきは欠点。


人に対してもそうありたいものです。



★先週、事務所内でちょっとした異臭騒ぎがありました。食べ物が腐ったような臭い。誰かが「事務員さんのお昼ごはんのにおいじゃないの?」といって、なんとなくおさまりました。
でもこの週末に、気づいてしまったんです・・・。

先週水曜日に食べ忘れたお弁当、そのままだった!!!!
朝、誰にも気づかれないように処分しました(笑)
 

2012/04/06

今年もまた春が来た


そういえば、今年はまだ花見していませんでした。
今日も終電。一人夜桜、楽しみました。


綿菓子みたいな桜です。

今日、後輩に「3行でいいから、ブログをもっと更新してください」
と注意を受けました(苦笑)

ビルダーズ始めて3度目の春。

仕事をとりまく環境が随分と変わりましたが、
初心を忘れずに。3年前の自分に負けないように。

2012/03/23

ナチュラルインテリアが大成功

1代目から2代目、父から息子へ。
とてもいいかたちで、引き継がれ、絶好調の工務店を紹介しましょう。

名古屋から高速に乗って車で1時間半。
住宅の需要があるのかしら・・・と思う三重県の山郷に、プロホーム・大台という工務店があります。


事務所の外観。
工務店というより、「おうち」といった感じです
雑貨屋かカフェに入るようなワクワク感

中で出迎えてくれたのは、2代目の神戸中さん。
お店の中は、照明や生活雑貨、木製家具などがいっぱい。
神戸中さんが国内外で買い付けたものだそうです。


プロホーム・大台は、ナチュラルインテリアの提案で30代奥様から圧倒的な支持を得ている人気工務店。事務所はかなーーーり郊外にあるのですが、市街からわざわざ依頼にくるお客さんが後を絶たないとのこと。



なぜ、こんなにうまくいっているのか?


それは完成見学会を訪れたお客さんが



「これと同じようにつくってください」


というから、契約までがとってもスムーズで、


仕上げも標準仕様でほとんど変更ないから、


プランニングにじっくり時間を使える。


その結果、満足度も完成度も高い家ができる。

その家の完成見学会をみて・・・(最初に戻る)


ビルダーズ08号の46-47ページでは同社のリフォームを紹介しています
プロホーム大台が手掛ける住宅の数は、年間24棟まで。


これは、設計者であり経営者でもある神戸中さんがお客さんの顔を覚えられる数だそうです。



でもプロホーム大台が絶好調な本当の理由は・・・

↓↓↓↓

父と子の息がぴったりだから!


二人で海外に建材を買付けにいくこともしばしば。


ヨーロッパからは漆喰を輸入しています。
この壁がそれ
↓↓↓
塗り壁って温かみがあっていいですよね



この漆喰に目をつけたのは、息子の神戸中さんですが・・・



どうも今は父の神戸中社長のほうが夢中のようです(笑)。



ヨーロッパ漆喰に石割模様。
素材のおもしろさを社長が熱弁してくれました




今、大人気のナチュラル素材。


2代目神戸中さんの「やりたいこと」を神戸中社長が受け入れて、思い切って方向転換したことが大成功を呼びました。



二人とも楽しそうに仕事をしているのが、とっても印象的でした。



★洋服を見ていたら、店員さんに「卒業式ですか?」と聞かれました。え?誰の・・・?
まさか6年生の子持ちに見えた?それとも、学生に・・・!?

2012/02/29

ビルダーズ08号、無事発売


昨日、無事にビルダーズ08号が発売しました!


ということで、有楽町の三省堂へ偵察に行ってきました。


建築コーナーには・・・
建築知識3月号が、幅を利かせていました。
法令集付きで、ありえない厚さです(笑)



ビルダーズは・・・?



あった!
↓↓↓↓
残念ながら平積みにはされていませんでした(泣)

発売日くらい平積みにされたい・・・というのがホンネです。


ビルダーズは、主に郊外の書店で売れています。
有楽町では、まだまだ売れる雑誌として認めてもらっていないのかも。


棚から飛び出せ、ウルトラマン!
どうか1人でも多くの人が手にとってくれますように。



あ、でもビルダーズのバックナンバーが揃ってましたよ♪
バックナンバーがこの棚を占領するくらい、ビルダーズが続きますように。




★偵察後は、本屋さんをうろうろ。料理本のコーナーで、ふと目にとまりました。


彼ごはんの嵐!!!
彼ごはんかぁ・・・

そんな時代もあったなぁ・・・

なーんて(笑)

2012/02/26

建築業界の異端人

ビルダーズのプレミアム号(創刊プレ号)を発行したのが、ちょうど2年前の2月27日。このときと比べて雑誌のつくり方も、企画の切り口も、大分変わりました。



それでも、ずーっと変わらず続いている連載が1つだけあります。




何でしょう?





最後のページのアレです





『武将に学ぶ工務店経営』

 06号は島左近、渋いセレクトです。


07号は雑賀孫市、「そうきたか!」と思わず声が出てしまいました 




この連載の楽しみ方は、いろいろですが、
何といってもこの渋い人選がたまらないんです(笑)

(注:信玄や信長といったメジャーどころも登場しています)




では、このくせになる人選を行っている張本人を紹介しましょう。



意匠経済計画研究所の所長・森山高至さん 


建築業界の異端人。



「意匠と経済の統合」という社名のコンセプトからも、
その異端ぶりがなんとなく伝わってきます。




とにかく頭の回転が速い。



きっと森山さんの秒針は、普通の人の2倍の速さだと思う。
知識の濃度でいったら、普通の人の5倍くらいかも。



この知識が奇想天外なカタチになって口から出てくるもんだから、そりゃぁもう取材のときの私の頭はフル回転です。



ちなみに森山さんの事務所では、新人に課題図書が与えられます。




なんだと思います?




『バカボンド』




ね、ちょっとフツーと違うんです(笑)




さて、気になる08号の武将は誰でしょうか???




真田昌幸




う~ん、この人選もにくい。
連載は、まだやめられそうにありません(笑)