2012/10/29

男前大工コンテスト開催中


ニッポン男前大工コンテストのシール投票が、先週から始まりました。

男前大工の前で盛り上がる女性。このビルに勤めるOLさんたち

じわじわと話題になっているようで、すごくうれしく思います。

今回、大工さんたちを撮影していて、心から「仕事をする男の真剣な顔はかっこいい」と思いました。

大工仕事は、重たいものを持ったり、屋根の上などの高所で作業したりと、一見「肉体労働」のイメージが強いかもしれません。でも、体力と根性さえあえれば大丈夫!といった職業ではありません。

複雑な木造技術を理解したり、建築図面を読み解いたりする知性や、寸分の狂いも許さない緻密な仕事をする几帳面さも求められます。

棟梁となれば、現場の職人をまとめる統率力も必要になります。

見習い時の修行もラクではありません。

そんな職業を生涯の仕事に選んだ時点で、すでに男前なんですよね。


27日には、新宿のリビングデザインセンターOZONEで男前大工による実演をしました。

刻みの実演(写真は墨付け中)。現在シール投票1位のベテラン大工さん


通りがかりの子ども連れや外国人が、足を止めて実演を見学してくれたのもうれしかったです。


かんな削りは、22歳の若い大工さん。削りかすの薄さにびっくり!

きれいに削るには、道具の手入れが欠かせないそう

見学していた女性から、大工さんのファッションについても質問があがりましたよ。
この大工さんのニッカポッカは、トラのマークで有名な「寅一」でした(笑)


ニッポン男前大工の技術審査会が11/5(月)16:00~ リビングデザインセンターOZONEであります。見学は自由です。シール投票も直前まで受け付けていますので、ぜひ、お越しください!
詳細はこちら


★「ビルダーズ編集長は、イケメン大工に夢中」とのうわさがありますが・・・、そんなんじゃないです!でも第2回に向けて、新たな「男前大工」の発掘は楽しみです(笑)

2012/10/24

自然を感じるインテリアのつくり方講座

ある番組で、新橋のサラリーマンがコンビニで買う朝食は、おにぎりと缶コーヒー(ブラック)の組み合わせが多いらしいといっていました。

このおにぎりと缶コーヒー(ブラック)と同じくらい、ちょっと変わった組み合わせの対談セミナーをやることになりました。


有名建築家による豪邸を美しい写真とともに紹介している
「モダンリビング」の下田編集長と・・・・、




地域工務店による安くていい家を技術情報とともに紹介している
「建築知識ビルダーズ」の私。



何を話すの・・・?と言われそうですが、今日、下田編集長と打ち合わせをして「こりゃ、楽しい!」と思える内容になりました。インテリアを家具やグリーンととらえていた下田編集長と、インテリアは床や壁ありきと思っている私。話を進めていくうちに、とっても豊かで素敵なインテリア空間にたどり着きました。


どんな空間かって・・・

それは、もちろん会場で!


この異色の組み合わせトークに少しでも興味をもった方、ぜひ、今週土曜日の14:00にリビングデザインセンターOZONEにいらしてください!



表参道の蕎麦屋さんにて
★懐が深く、明るくて笑顔がステキな下田編集長。当日は、下田編集長の胸を借りるつもりで、最近の工務店インテリアについてお話ししようと思います!




2012/10/14

ニッポン男前大工コンテスト

大工仕事を身近に感じてもらい、質のよい木造住宅に興味をもってもらいたい――。そんな思いから、「ニッポン男前大工コンテスト」を開催することになりました。 詳細はこちら


日経ホームビルダーと建築知識ビルダーズのコラボレーション企画です。JBNの次世代の会に協力をお願いしました。

右が日経HB編集長の小原さん、左が次世代の会の大和工務店鈴木さん



まだ家づくりを考えていない若者や女性にも、大工の魅力を伝えるには、どうしたらよいでしょう。



そのためには・・・・



かっこよくなくちゃ!



ということで、全国からかっこいいと思う大工さんを推薦してもらうことにしました。時間がないなかで、ええ、ええ、たくさん集まりましたよ。


まずは、書類審査。ここは、女性目線で選ばせてもらうことに。審査委員長は私です(笑)。女性スタッフと一緒に「男前!」と思う大工さんを8名選びました。


さて、その8名をどうするかというと・・・・


仕事をしている姿を写真におさめ、新宿リビングデザインセンターOZONEの3階でパネル展示します。期間は、10/25(木)~11/5(月)。来場者に「男前!」と思う大工さんにシールで投票してもらいます。


もちろん大工さんは、見た目だけじゃありません。11/5(月)の最終日には、技術審査会を行います。大工さん同士で、自分以外のスゴイと思った大工さんを選んでもらうのです。


シール投票と技術審査会の結果を合わせて、男前大工ナンバーワンを選びます。記念すべき初代ニッポン男前大工は・・・


この企画は、毎年恒例化していきたいと思っています。男前大工の写真がたまれば、写真集やカレンダーだってつくれちゃいます。佐川男子・・・なんて、目じゃないはず!


みなさん、応援よろしくお願いいたします!


★言っておきますが、「全国のイケメン大工に囲まれてみたいッ」から始めたわけではありませんよ!

2012/10/07

素足センサー

床材メーカーの朝日ウッドテック主催の展示会に行きました。


家に着いたら、まずは靴を脱ぐ。
靴を脱ぐと、緊張がほぐれてリラックスできます。
新幹線や飛行機でも、靴を脱いでいる人の多いこと(笑)


家の中では、できるだけ素足で過ごしたい。
だから、日本の住宅は「床」がとっても大事なんです。


床材を見るときには、素足で感触を確かめるようにしています。


この展示会でのお気に入りは・・・、
ブラックチェリーの挽き板フローリング
黒い点々(ガムポケット)が特徴です


最近注目のウォルナットもありました 
濃い茶色と動きのある木目はウオルナットならでは


兵庫のプレカット工場を訪れたとき、エントランスで
無垢のウェスタンレッドシダー(米杉)を使ったデッキ材を発見!
素足チェックは欠かしません。
無垢の感触を味わいます。
(見苦しい裸足のアップ・・・、お許しください)


そんな私の家の床はというと・・・


ウォルナットの模様をプリントしたクッションタイル
 借りるとき、不動産が「木の床、いいでしょう?」と
自信満々に言っていました(笑)

心の中で「木じゃないけどね・・・」とつぶやきつつ、
最近のプリント技術に脱帽。


え? 指?


あれは何だと?


金曜日の夜の満員電車で・・・


なんと・・・


酔っ払いハイヒールに踏まれました(泣)


私は・・・



裸足にサンダルだったので・・・・



ものすごく痛かったですーーーーーー!

普段なにげなく歩いていますが、けがをしてはじめて
足指の存在の大きさを実感しています。


素足センサーは、しばらくお休みです。