2011/03/21

放射能

フリーライターの西村弘志さんから、下記のメッセージが届きましたので紹介します。

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福島第一原子力発電所の放射能もれは、
目に見えない被害だけに、とても不安なものです。
しかし、放射線量の測定値に過大な不安を抱き
「首都圏は外出すると危険」といったデマが
他の地域では流布されつつあるようです。
しかし、これらの量はきわめて少なく
世界的にみると、ブラジル、アフリカ、中国、中東などの
一部地域では自然界にある鉱物資源の影響で
バックグラウンドの放射線量が、首都圏の値の数十倍もあるのが
日常的なケースもあり、そこでの健康被害は報告されていません。
人間には、健康を取り戻す再生能力があります。
ある程度以下の放射線に対しては
健康被害が生じないことは、大腸菌がうようよいる
日常生活からもうかがい知れます。
私は、以前「放射線管理区域」で働いていました。
短期間でしたが、かなりの放射線を浴びたようです。
正社員がいやがる場所にも入り、放射線を除去する仕事です。
検査して、正常値を超えるとビニル手袋をはめて
紙で引き取り除染する作業ですから
今考えるとずさんな作業ですね。
しかし、そんなことをしている私もそれから約20年
無事に生きています。
人々を不安に陥れるのはデマなどの不正確な情報です。
こんなときにこそ、何が正しい情報か
十分に精査した上で対処していただくことが
今後、新たな災害に直面したときに役立つのではないでしょうか。
マスコミ関連の仕事にある者として
また、一人の日本国民として
どうか、みなさま方のご協力をよろしくお願いいたします。
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私自身は、放射能の今の状況をどのようにとらえたらいいのか、正直分かりません。

ただ、記者会見や報道番組で解説している人達は、
被災したわけでも、原子力発電所で実際に作業をしているわけでもない。
どこか他人事の原発解説に食傷気味です。

本当に人体に影響ないと言うなら、該当の水や野菜をその場で食べてみせるくらいはしてほしいなぁ。


★NHK大河ドラマ「江」で、久々に号泣。
鈴木保奈美演じる「市」の凛としたふるまい・・・
男でも女でも、覚悟を決めたときの姿に弱いんですよね。

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