2011/01/29

平屋ブーム

故郷・浜松できれいな平屋をつくる工務店があると聞き、取材にいってきました。
 


全景が撮れていなくてすいません。
広い縁側は、子供たちの遊び場にもなります



家の顔ともいえる玄関
漆喰の薄化粧。
品が良くて美人です



木でつくった郵便受け



インターフォンは使っていません


真鍮のドアノブはにぎりやすそうです





さて、こんなステキな平屋をつくったのは、一体、どんな人でしょう・・・?





扇建築工房の代表取締役 鈴木昌司さん 41歳


浜松のプチ平屋ブームの火付け役です


「子育ての家はつくらない。夫婦が一生心地よく暮らせる家をつくる」

そう考えたら、自然と平屋になったそうです。

「子供は、どこでも育つから」

なるほど。



無駄なものはつくらないし、使わない。
シンプルな材料で、シンプルにつくる。
そんなこだわりの家づくりを貫く鈴木さんですが、そこにはわけがありました。


鈴木さんは、卒業後、地元の中堅ビルダーに就職。面接では「この会社で自分が社長になれる可能性はあるのか」と聞くほど、出世にこだわっていました。



とにかく出世のために住宅を売りました。

お客さんのいうことを何でもきいた住宅をたくさんつくりました。

こうして20代で支店長になり、ナンバーワン営業マンになり、管理職も経験。



スゴイですね。スーパーサラリーマンです。



ところが、30歳になるころ、「本当の家づくりってなんだ」と考えるようになりました。

とにかく住宅を売って売って売りまくったことによる反動から、

「住む人が本当に幸せになる家をつくりたい」



こうして32歳で扇建築工房を設立。



なんと社員は、同じ中堅ビルダーの仲間。鈴木さんの背中を見て、3人がついてきました。今でも一緒にやっています。



社員6名・男・全員が建築士

年間12棟まで。それ以上は受けない。

まさに硬派系工務店です。


ちなみに、6名のうち3名が私と同じ高校の卒業生だそう。
しかも、そのうち1名は・・・
私が1年生のときに3年生だった、みんなのあこがれの先輩でした。


え・・・? だから取材に行ったのではって・・・?

まさか、そんなことは・・・


定期購読キャンペーン、終了間近です!

2011/01/28

弥良来杉のバス停

26日は、弥良来杉(みらくるすぎ)の腕試しコンペの審査会でした。このようなコンペの審査員をするのは初めてです。

審査のポイントは3つ
①新製品であること(すでに存在しているものは×)
②スギの可能性を広げるもの(未来、これからを感じるもの)
③スギの復活を感じさせるもの(スギが日常的に使われていた時代の知恵など)


応募数は56作品。ミラクルスギの傘立て、カーポート、ベンチ、三角ポール、木製ブロック塀、樋、トイレまで、あったらいいなと思えるおもしろいアイディアがいっぱい。


審査委員長の武田光史氏(建築家)に
選ぶコツを教えてもらいながら選んでいきます


最優秀賞1作品、優秀賞5作品


優秀賞の5作品のうち1作品がビルダーズ賞です。


顔が隠せない・・・!

ビルダーズ賞には、杉のバス停を選びました。
ベンチと屋根のバス停キット。既存のバス停と置き換えるのも難しくなさそうです。
(審査結果はビルダーズ04で取り上げます)


終わった後は、会場の内田洋行ビルのテラスで懇親会。
なんと、杉でつくったおでん屋台がありました。
内田洋行って、おもしろい会社ですね。


武田氏(左)と審査員の若杉浩一氏(内田洋行・デザインシニア・マネージャー)と。

今度はちゃんと顔を隠して(笑)


2011/01/27

ナチュラルスタイル2



「シャビーな感じ」



先週、名古屋のパパママハウスさんに行ったときに、覚えた表現です。


英語で書くと

shabby

辞書では

みすぼらしいさま、古めかしいさま



あまりいい意味ではなさそうですが、ファッションやデザイン用語では、1つのスタイルを表現する言葉として使われているようです。

新品よりも、使い振るしたからこそ、「味」があってかっこいいというのは分かる気がします。

これから家を建てる若い世代は、このシャビーな感じを、家にも求めてくるのではなかろうかと思っています。無機質なシンプルモダンよりも、素材感があって汚れも「味」になるナチュラルモダンというか。



そんなことを考えていたら、同じように「これからは、古い感じがくる!」と熱く語る建材メーカーさんに会いました。

さて、何でしょう?


 こんがりやけたパン?



上とは色違いですが、実は金属屋根



角度を変えてみると・・・

まさに、シャビーな感じを目指した金属屋根です。

ありそうでなかった、素焼き風の金属瓦。

開発元はセキノ興産。

どんな感じになるのか、施工例をみてみたいですね。


2011/01/26

ナチュラルスタイル

名古屋に、30代前半の女性の心をつかんでやまない工務店があると聞き、ついに先日、その工務店に行ってきました。


パパママハウスさんです
↓↓↓↓


まるでカフェや雑貨屋さんのような、かわいい家を提案しています。


パパママハウスホームページより


「ナチュラルスタイル」


この表現を、30代女性の感覚でちゃんとデザインに落とし込んでいる数少ない工務店さんだと思います。心をきゅっとつかまれるかわいさを上手に表現しています。


その秘密は、コーディネイトクリエーターさんの存在にあるようです。パパママハウスでは、営業マンや設計担当のほかに、このコーディネーターさんが、家づくりのデザインの相談にのってくれるのです。


コーディネーターさんはすべて女性。
こんな感じです
↓↓↓↓

明るくて、柔らかくて、おしゃれ。
親しみやすくて、「ともだち」感覚、しかも美人♪


取材も、まるで学生時代の友人としゃべっているような感覚でした。



取材には、工事部の部長さん(右)や、営業マンさん(真ん中)も一緒でした。家族団らんのような雰囲気です。

スタッフ同士が仲が良いことって、仕事をするうえですごく大事だと思うんです。それだけで、お客さんの信頼感や安心感はぐっと上がりますよね。



社内で作成している会報誌は、
地域の雑貨屋さんやカフェ・レストランを取材して、紹介しています。
センスのいい誌面は、読み応え抜群。
取材したカフェや雑貨屋にも、この会報誌が置かれています。 


パパママハウスは、昨年4月に東京支社と大阪支社を開設しました。このご時世、こんな勢いがある工務店さんも珍しいですね。でも、取材を終えて納得です。

パパママハウスの「ナチュラルスタイル」は、ビルダーズ04号でも紹介します。
お楽しみに!

2011/01/25

腕試しコンペ

宮崎県日向市の建設会社が開発した、「弥良来杉」(みらくるすぎ)という腐らないスギがあります。

宮崎県産材を使った、屋外用のスギ材で、国内の防腐技術が施されています。成分は、ベビーパウダーやハンドクリームと一緒で、無害・無公害とのこと。

日向市に行くと、いろんなところに「弥良来杉」が使われています。


駅を降りると・・・
日向市の駅舎は、建築家・内藤廣氏の設計です。


駅前の道路にも・・・
電灯や車除けにミラクルスギ



駐車場の東屋も・・・


もちろん住宅にも!
木製フェンスや外壁のちょっとしたアクセントにも


このミラクルスギの可能性を広げるべく、アイディアコンペが行われました。


その名も

「弥良来杉(みらくるすぎ)腕試しコンペ」


腕試し・・・


いい響きですね。



104のエントリーがあり、最終的に56作品のなかから優秀賞が選ばれます。



この56の腕試しに、私も審査員として参加することになりました。



ちなみに審査委員長は、建築家の武田光史氏です。


ということで審査員は、武田さん、宮崎県木材青壮年会連合会の方々、開発者の海野氏、そして私・・・!


 

うーん・・・、私の存在が今一つなじんでおりませんが、そこはご勘弁いただきつつ。

26日に公開審査を行います。
誰でも見学できますので、ぜひのぞきにきてください。

【日時】
2011年1月26日(水)16:00~

【会場】
株式会社内田洋行 本社ビル2階
(東京都中央区新川2-4-7)


2011/01/24

暮らし向上リフォーム研究会

3か月に1回、大阪で行われる「暮らし向上リフォーム研究会」に参加してきました。
これは、野池政宏氏を中心に、工務店や設計事務所が集まり、リフォームに関する意見交換や情報交換をする勉強会です。


毎回、20~30名が集まって、
省エネリフォームや耐震リフォームについて勉強します。
この日は、一般診断の評点を、手計算で挑戦。
通常はソフトでやってしまう計算も、手計算でやると理屈が見えてきます。


えっ・・・? 


私もやったのかって・・・?


何でも直観勝負ですから、計算はちょっと・・・


5分で挫折。みなさんの表情を観察していました(笑)


この会は、ビルダーズの第2特集「リフォーム事業成功の法則」に関するヒントがいっぱい。今回もありましたよ。一目見て「これだー!」って思ったネタが。

↓ ↓ ↓ ↓

この会の主力メンバーの米谷さんが作成した大規模リフォームの提案&見積書。


写真では伝わりにくいのですが、リフォーム工事を目的別にわけ、それぞれにかかるコストを明示しています。ちゃんと整理されていて、工事内容と費用をイメージしながら取捨選択ができます。とてもリフォームらしい見積もり書だと思いました。



ビルダーズの読者にとって、必ず役に立つはず!



早速、その日の夜は懇親会に参加。米谷さんに、この見積もり書についてビルダーズで解説していただくことをお願いしました。


それなりに貴重なノウハウですから、掲載NGも覚悟していましたが・・・。


ご快諾いただきました!

米谷さん、ありがとうございます!



掲載は、次の号。2/27発売号です。


え・・・?
間に合うのかって・・・?

間に合わせますよ。


乞うご期待!


2011/01/23

取材後記

大阪、名古屋と、取材漬けの1週間でした。
取材は楽しい仕事ではありますが、エネルギーもたくさん使うこともあり、
3日ほどブログをさぼってしまいました。

まずは、北欧デザインがウリの工務店さんの施工例の画像をアップしておきました!見てみてください。

さて、今回の出張で覚えた単語が1つあります。

それは・・・・


「てったいさん」

語源は、手伝いさん


建築現場のゴミを片付けたり、必要な道具や図面を届けたり、雑用全般が仕事。昔は、このてったいさんが工務店の現場を支えていたそうです。


今は経費削減や、業務効率化のために、てったいさんの姿はほとんど見かけなくなりました。現場監督や棟梁みずからが、てったいさんの仕事もこなさなくてはなりません。



 
てったいさんかぁ・・・


今だけ(04号を制作中)でいいから、
ビルダーズ専属のてったいさん、いないかなぁ。


大阪・名古屋の取材について、ここにアップしたい内容は、たくさんあります。少しずつ、まとめていきますね。

2011/01/18

大阪取材メモ

今日から3日間大阪です。

午前中は、北欧デザインがウリの工務店さんを取材。外観デザインの取材でしたが、ファブリックを上手に使ったインテリアがすごく印象的でした。

オレンジの瓦屋根+そとん壁
片流れを組み合わせた屋根のデザインがステキですね。


カーテンやテーブルクロスもコーディネート。
日本じゃないみたいです。


ナイスアイディアは、玄関にありました。
段差は設けず、見切り材だけで仕切ります。
そうすることで、限られたスペースの玄関を室内に取り込める。
つまり「狭い」を強調しない工夫ですね。

脇にはブーツを履くときのために、白い椅子が置いてありました。



クロゼットや納戸には扉を設けず、きれいな色のファブリックで仕切ります。
軽やかで、使いやすく、しかもおしゃれ!
夏に予定しているインテリア特集で、ぜひ紹介したいですね。



後半は、野池さんの自宅リフォームの見学会に。こちらもごめんなさい。写真がアップできず。ただ、このリフォームについては、今後、誌面でも紹介していきます。


帰り道は、静岡県浜松市の足立建築さんと一緒に。ビルダーズを購読いただいているということで、次の外装デザイン特集について意見を聞いてみました。


・ガルバやサイディング以外の外装材が知りたい
・きれいに見せる納まりや部材の使い方が知りたい

→私も山ちゃんも、この特集にちょっと自信をなくしかけており、こうした要望を聞くと、すっと道が開けたような気持ちになります。あと1ヶ月、最後まで走りきれそうな気がしてきました。ありがとうございました!


★新大阪の駅近のビジネスホテル。レディースプランを申し込んだら、なんと・・・・
ホッカイロと毛糸のパンツをくれました。大阪は想像以上に寒くてびっくりしています。

04号の外観特集、取材真っ只中

これまでにない、細くて美しいサッシが出たと聞き、トステムのショールームに行ってきました。


「サーモスH」(アルミ樹脂の複合サッシ)の掃出し窓
あきらかに今までのサッシとは印象が違います。
写真でうまく伝わるでしょうか・・・?
(撮影:格さん



たとえば引違い窓の縦框は、わずか26㎜。一般的に50㎜くらいありますから、約半分まで細くなりました。室内側からみると、まるで壁を切りとったような窓でした。

「サーモスH」は、寒冷地域で先行販売され、関東地域では、この春から販売されるそうです。市場の反応が楽しみですね。


ショールームを案内してくださったのは、広報宣伝部の平井さん(左)
若くて美人です。お顔を見せられないのが残念。


ビルダーズ04号では、平井さんの「手」も一緒にサーモスの框の細さを説明していますので、ご覧になってください。



お知らせページをつくりました!第1弾は、ビルダーズの定期購読キャンペーンです。今なら、04号が無料です。皆さまのお申込みをお待ちしています!

2011/01/17

マサイ族は2日かけて・・・

木耐協の全国大会で、登山家・栗城史多さんの講演を聞きました。栗城さんは、28歳ですが、世界最高峰の山をいくつも制覇しています。


建築のプロが集まるこの大会で、
まったく別分野で活躍される栗城さんの講演
新鮮でした!

登山は、孤独や恐怖との戦い。

体力よりも、精神力。

小さな小さなテント。1か月半、このテントで寝泊り。
まさに孤独との戦いです。

もってきたお菓子の袋の裏面を何度も読んだりして過ごすそうです。




必要なのは、ポジティブシンキング。

大切なのは、引き返す勇気。



栗城さんは、エベレストに2回挑戦。
2回とも頂上まで行かずに、引き返してきています。



「また、挑戦できる」



それを決して恥じることはありません。



登山家にとって、最も感動する瞬間は、実は頂上に到達したときではないそうです。では、いつでしょうか・・・・?



「頂上に到達する2m手前」


言い換えると・・・


「夢がかなうと確信した瞬間」
(by 栗城さん)



なるほど。これは、夢をかなえた経験のある人しか言えない言葉ですね。



実際にやり遂げているからこそ、言葉の1つ1つにリアリティがありました。そんな栗城さんのステキな講演でしたが、私が一番心に残っているのは、実は雪山の話ではありません。


栗城さんが、アフリカのマサイ族の村に滞在したときの話。
(登山とは関係ありません・笑)


マサイ族の村人は、普段は民族衣装などきていないそうです。


Tシャツにジーンズ。

最近は携帯電話ももっているそうです。


でも、村には電気がきていない。

マサイ族の人は、なんと、携帯の充電をしに片道2日かけて隣村に行き、また2日かけて帰ってくるそうです。帰ってくる間に充電がなくならなければいいですが・・・


世の中には、いろいろな生き方がありますね。

2011/01/15

今年のウン試し

昨日は、ワゴン販売のから揚げ弁当とやきそば(←デザート)を買って外でお昼を食べました。




ベンチに座って食べていると・・・




私の頭上の木の枝にカラスがとまりました。




何しろ頭の上ですから場所を移動しようかと思ったら、
一緒に食べていた同僚が言いました。




 
「今年のウン試し」


 

う・・・

こう言われては、試さないわけにはいきません。



 

ビルダーズの今年のウン試しです。
そのままベンチでお昼を食べました。





 
しばらくすると・・・







 

ピチャッ・・・!
(汚くてすいません)







 
さて、どこに落ちたでしょう・・・?





 

今年のビルダーズのウンは・・・?





 



「当たらずも遠からず」
(by 同僚)






ベンチの横の地面でした
(ホント、汚くてすいません)


ウンはつきませんでしたが、悪くないようです(笑)



おみくじで言ったら、中吉ってとこでしょうか。



ちなみに昨年は、3カ所の神社でヒット祈願。
おみくじは、すべて大吉でした。


創刊記念企画(のちの素材巡礼企画)
で訪れた山長商店の製材所見学ツアーのとき、
熊野古道の本宮でヒット祈願。2010年4月8日
何事も正直にして他人を恨まず
仕事大事とはげみなさい

なんか捨てられず、今でも手帳にはさんで持ち歩いています。



今年は、昨年のようにはいかないぞという“天”からのメッセージ(笑)



心して、04号の制作に取り組みます!

2011/01/14

木耐協の全国大会

今日はビルダーズの販促活動のため木耐協の全国大会に参加しました。


400人ほどの参加者にビルダーズのダイジェスト版を配布
会場の入り口近くに机を置いて。


会場では、とても素敵な基調講演がありました。

登山家・栗城史多(くりき・のぶかず1982年生まれ)
20代で世界の最高峰をいくつも制覇、エベレストには2回挑戦。

詳しい内容は・・・、

ちゃんとまとめたいので、近日中に。



2011/01/13

太陽光発電だけがエコじゃない!

最近は、エコ住宅の類の言葉を新聞でよく見かけるようになりました。


昨日の日経新聞(夕刊)にも
地方自治体が家庭の太陽光発電などによるCO2削減分を
排出枠として集めて、地元企業に売却し、
その収入を環境保全活動に充てるという取組みです。

取り組んでいるのは、長崎県と岐阜市。
具体的に動くのは3月のようですが。

このような動きの背景には、
経産省の「国内クレジット制度」があるようですね。
(ビルダーズ03号74ページをご参考ください)


ここで一言・・・


なぜ、太陽光発電ばっかりなんだー!!!


まるで太陽光発電がのっていない住宅はエコじゃないと言わんばかりです。






太陽光発電もいいですが、「エコな家」ってもっといろんな要素がありますよね。

断熱性を高める、国産材を使う、リサイクルできる素材を使う、
自然の光や風を生かす、長持ちさせるために工夫する・・・

どれをとってもCO2削減に結び付きます。


ただ、モニターに表示されないだけじゃないかー!!


この仕事をしていて思うことは、本当に一般の人は「家」のことを知らないし、考えない。社会全体が分かりやすいほうにばかりなびいていく。




うーん、なんとかならないかなぁ・・・




★今日、白井小町に行く予定でしたが、ごめんなさい。行けませんでした。無印の「窓の家」は、04号で取り上げるので現地には絶対行きます。が、もうちょっと先になるかもです。必ずレポートしますが、少し時間をください。

2011/01/12

手のひらサイズ

とてもかわいかったので、紹介します。

手のひらサイズのカリフラワー
宮崎県産で1つ98円

ぎゅっとつまっていて、おいしかったです。

カリフラワーはビタミン豊富で美容にいいと聞き、冬は積極的に食べています。



2011/01/11

新築そっくり祭

田舎の両親がリフォームを考えていることもあり、住友不動産の「新築そっくり祭」に行ってきました。やっぱり最初は、ここからスタートなんじゃないかと思ったので。


潜入取材も兼ねて(笑)
3日間で300組くらいが来場するそうです。


 
会場は子ども連れの家族もいましたが、どちらかというと
50~60歳のベテラン夫婦でにぎわっていました。


 
受付を済ませると、同じくらいの年齢と思われる営業マンが担当に。
一級建築士でした。



 
ちょっと驚いたのは、最初は地震対策の話からでしたよ。
何も知らなそうな主婦に対しても。
(私一人で行きましたから、普通にしていれば何も知らない奥さんです)



 
やっぱり大規模リフォームを前提にしているからかもしれませんね。


 

いろいろなケースがあるでしょうが、
聞いていると価格帯は800~1000万円くらいが多いようです

(パンフレットより抜粋)


水廻りや1階リビング内装のみのやりかえや、床暖房を入れる、外壁&屋根のやりかえなど、必要に応じたリフォームもやるようですが、500万円以下ですと割高になる印象がありました。


やっぱり、基本は「新築そっくりさん」。
標準工事の内容が決まっています。

金額は・・・

坪単価が気になりますね。
ごめんなさい。聞きそびれました。


 
もし、壁をあけてシロアリ被害がひどかった場合、それは追加料金ナシで引き受けるそうです。検査委員がいて、基礎と梁と耐力壁のバランスを、中間検査と完了検査の2回見るため、見て見ぬふりもできないようです。


 
壁を剥がしてびっくりというケースは少なくないそう。
現場の方ががんばっているんですね。


 

できるだけ追加工事をなくすためには、

「最初の現場調査をとにかくしっかりやる」

しかなさそうです。



いっぱい資料をもらいましたが、コレ分かりやすかったです。
6つのお金のメリットをそれぞれに分けて説明しています。


これらのお金のことを、「全部弊社でちゃんとやりますから」と言われると、それだけで安心。今、リフォームしておこうかなって気になりますね。



ちなみに私が一番印象に残ったのは・・・


 

パナソニックのユニットバス。浴槽がFRPではありませんでした。

↓↓↓↓


 

営業マンは「とにかく掃除がラク!」の一点張りでしたが、
それよりもやさしい艶感がとてもきれいでよかったです。



さて、会場にいたのは1時間程度でしたが・・・



新築そっくりさんに頼む可能性は・・・



実家なら80%



自分たちの家なら15%



営業マンの丁寧な対応や、週1回以上の打ち合わせなど「対応力」は、知識の少ない親とのやりとりをまかせられる安心感がありました。
使いやすくて、ちゃんとしたものを手頃な値段で提供してくれる点も◎



でも、建具や仕上げ、設備仕様の平凡さから、自分らしい空間をつくれるイメージはナシ。メーカー製品の特長の話はあっても、新しい暮らしのワクワク感は伝わってきませんでした。



たった1時間の滞在ですから、あくまで印象ですよ。


営業マンさん、丁寧な対応、ありがとうございました!

2011/01/09

背伸びしない、そこそこ感

昨年、ブームになった「食べるラー油」。
流行の発信源は、女性誌「マート」(光文社)だそうです。

読者は20~30代の主婦
編集長はなんと50代男性

信条は
「カリスマと付録には頼らない」

付録がないと売れない時代に、同じ編集者としてはスカッとする一言です。


この雑誌の強みは、2800人の読者会員組織。
この読者会員が、生活を楽しむ技を誌面上で披露し合います。

たとえば
ニトリで売っている収納かごについて、
10ページにわたり主婦たちがその使い方を紹介しています。


「手を伸ばしたい憧れではなく、手をつないでいる人との共感が

連鎖的な消費を生んでいく」と同誌編集長

(2011年1月1日日経新聞より)



今の主婦世代は、バブル後に生活のバランスを崩す先輩主婦の姿を見てきている。


だから、


「背伸びしない絶妙のそこそこ感が大切」


なんだそうです。



分かるーーー!



そこに自分らしさがあれば、それが自慢。
背伸びして、後から疲れるほうが、かっこ悪い




ビルダーズのコンセプトも同じです。

とんがった、かっこいい、写真映えのする住宅を取り上げてもしょうがない。



今の世代に受け入れられている住宅。

背伸びせず、うまくまとまっている住宅。

住まい手に愛されている住宅。


そんな家づくりを紹介していきたいですね。



読者会員かぁ。集まったら、誌面も楽しくなりそうだなぁ。

今年の目標に入れようかな




ええ、今年の最大の目標は・・・、




「美人編集長」で検索して、




小学館の美人編集長を抜かすことです(笑)


2011/01/07

35歳の美人

編集部の同僚宛てに届いた年賀状ですが、とてもうれしいコメントがありました。


神戸の設計事務所の方から。
ブログを見ていただき、ありがとうございます!

顔は・・・、美人じゃない方向で想像していただければと思います。


せっかくなので、同じ35歳の美人を探してみました。



米倉涼子

何をとってもまったく同じ人種とは思えません・・・。



黒谷友香

個人的に好きな顔です。こんな風になれたら、人生違うでしょうねぇ



アンジェリーナ・ジョリー

たくましい上腕筋だけは、似てるかも(笑)



谷亮子

だいぶ近づいてきました(笑)
でも、やわらちゃん肌きれいだしなぁ。



ミッツ・マングローブ

あ・・・

似てるかも・・・

!!!!



2011/01/06

2011年、始動!

今日から会社が始まりました。

さて、ここからは2/27発売のビルダーズ04号に向けて本格始動です。

04号のざっくり予定は・・・

外観デザインの〇と×
外装材メンテナンスガイド
耐震診断&補強入門
理科でひも解く家づくり
エコポイント最新情報
ビルダーズ1年 感謝祭企画
etc...

何からとりかかりましょうか・・・

やっぱりメイン特集の外装デザインですよね。

外装デザインでちょっと気になるのが、

千葉ニュータウンの白井小町
↓↓↓↓
http://shiroikomachi.jp/

真っ白な住宅が並ぶ街。
グッドデザイン賞を受賞しています。

景観を保つため、家や庭にルールを設けているそうです。
どんな風景なんでしょう。
汚れ対策なんかも気になります。

ちなみに1戸30,600,000円(最低価格だそうです)
何が最低か気になりますね。

来週に、現地に行ってみようと思います。
またレポートしますね。


★今年の目標は・・・、もちろんビルダーズのパワーアップ!
あと、このブログのページをもっと色気?あるデザインにしたいですね。

2011/01/02

あけましておめでとうございます



本年も、『建築知識ビルダーズ』をどうぞよろしくお願いいたします。



東京スカイツリーも楽しみですが、
私は東京タワー世代ですので・・・


小学校の修学旅行は、東京タワーでした。



2011年、皆さんにとってよい1年となりますように。