ちょっとステキな言葉を聞いたので、ご紹介したいと思います。
木の無垢材には、さまざまな表情があります。節がなくて、きれいな木目もいいですが、自然素材ですからそういうわけにはいきません。
たとえば・・・
あれです。分かります?
カナダツガ柾目の羽目板 |
これこれ
こんなのもあります。
日本語でいうと、さるばみ、かすりなどと呼ばれます。
木製品にするときに欠点とされてしまうものは、どれも木材の自然治癒力によるもの。木材の生きる力の証なんです。
あるイベント会場で、これらの欠点品をグレード品として紹介していた会社がありました。
木村木材工業さん
これは樹木が、傷つけられ成長を阻害されたときに、傷ついた部分を癒そうとして養分(ミネラル)を集中させた跡だそうです。英語では「ミネラル・ストリーク」と呼ばれています。
また、樹木は外敵(菌類や昆虫など)を防ぐためにタンニン(渋)という成分(色素)を含んでいます。浴室などで木を使うと黒ずんできますが、これは樹木が水分を含むことによって、タンニンが外に出ようとするからです。このタンニン、実は「ポリフェノール」の一種だそうです。
ミネラルにポリフェノール・・・、木材というよりも健康食品みたいですね(笑)
このほか、木材の欠点にはアテがあります。アテとは、ざっくりいうと樹木のまっすぐでない、曲がった部分のこと。まっすぐの部分と比べて固く、製材すると色が変わっていたりまします。扱いづらいのであまり好まれません。
樹木は、太陽に向かってまっすぐ伸びて育とうとします。でも、そんな理想的な環境ばかりでありません。急な斜面に生えたり、風や雪などの外力を受けることもあります。それでも、太陽に向かって伸びるために、幹や枝に養分を送って力を入れます。
なぜアテができるのか?(アテにならない?)
樹木は、太陽に向かってまっすぐ伸びて育とうとします。でも、そんな理想的な環境ばかりでありません。急な斜面に生えたり、風や雪などの外力を受けることもあります。それでも、太陽に向かって伸びるために、幹や枝に養分を送って力を入れます。
樹木が負荷に耐えて伸びようとする姿、思い浮かびました?
木製品にするときに欠点とされてしまうものは、どれも木材の自然治癒力によるもの。木材の生きる力の証なんです。
愛すべきは欠点!
あるイベント会場で、これらの欠点品をグレード品として紹介していた会社がありました。
木村木材工業さん
木村社長と岡崎店長
その名も「ナチュラル・ヒーリング グレード」
ネーミングから、木材への愛が伝わってきますね。
愛すべきは欠点。
人に対してもそうありたいものです。
★先週、事務所内でちょっとした異臭騒ぎがありました。食べ物が腐ったような臭い。誰かが「事務員さんのお昼ごはんのにおいじゃないの?」といって、なんとなくおさまりました。
でもこの週末に、気づいてしまったんです・・・。
先週水曜日に食べ忘れたお弁当、そのままだった!!!!
朝、誰にも気づかれないように処分しました(笑)
でもこの週末に、気づいてしまったんです・・・。
先週水曜日に食べ忘れたお弁当、そのままだった!!!!
朝、誰にも気づかれないように処分しました(笑)
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