2014/07/31

イタリア癒しの家具


最近、気になる家具ブランドがあり、
思い切って取材を申し込みました。


イタリアのジェルバゾーニ。


アートディレクターは、
女性デザイナー・Paola Navone(パオラ・ナボーネ)さん。 


そう、気になる理由の1つは、女性デザイナーだということ。


尖がったキレキレのイタリアモダンではなく、
女性らしい柔らかさや、優しさがある、

それでいて、どこかセクシー

そんな癒しの家具です。

↓ ↓ ↓



「これでどーだッ!」という所有の喜びではなく、
居心地のよさ、リラックスできることにこだわった
同社のソファ「Ghost」に注目しています。

「Ghost」については、
ビルダーズno18(8/27発売)で紹介する予定なので、

ここでは、それと相性のよいアイテムをご紹介します。
 

丸太がそのままスツールになった「Log」


木口の割れが、本物の証拠。
表面は、白と黒の光沢塗装で
シンプルに主張しすぎないデザインとなっています。



ソファの横に並べて、ランプを置いたり、コーヒーテーブルとしても。

(カタログを写メしました)



 ラタン編みのフロアランプも同社の定番
 ラタンから透けるやわらかい光が、
ソファでくつろぐリラックスタイムを演出します。


ショールームには、
アウトサイド用「INOUT」のチェアが展示されていました。
椅子も壁もグレートーン。
心落ち着く空間です。
 


昨年オープンした青山のショールームは、
どの展示も素敵でしたが、


ここも必見

↓ ↓ ↓ 


ピンクの化粧室。

ピンクってやっぱりかわいい

ジェルバゾーニの山崎さん(右)と藤田さん(左)

 
イタリア家具の超初心者の私にも、
丁寧に対応いただき、ありがとうございました!

2014/02/24

小泉誠さんの小さな家

 
「家は生活するための道具」
 
 
というのは、家具デザイナーの小泉誠さん。
 
 
 
そんな小泉さんが設計した住宅が、
完成したと聞き、見に行ってきました。
 
 
モスグリーンのガルバ外壁とヒノキの玄関ドア
 
 
まずは、ここでびっくり。
玄関の幅が60㎝です。
手前の外物置のドアのほうがドアっぽい(笑)


玄関は、家の顔のようなもの。
 
 
控え目に、つつましく。
そんな薄化粧の暮らしが思い浮かびます。
 
 
小泉道具店の美人店長さんが出てきました。
 
メタボの人は少し努力がいりそうです(笑)
 
 
 
この家は、とてもコンパクトです。
 
だからうまく写真が撮れなかった、
とはじめに言い訳をしておきます(笑)
 
 
 
いわゆるリビングというものはなく、
大きくて動かせるダイニングテーブルが家の中心。
 
 
 
約8畳(吹抜け)の部屋が、
ごはんを食べたり、宿題をしたり、家族の集まる場所です。
カウンターを脚にしているダイニングテーブル。
だから動かせるんです。
 
 
上から撮ってみました。
空間の全体像が伝えられず、すいません。
 
 
 
この部屋の照明は、小さなランプ1つだけ。
暗くなるまでいましたが、不自由さはありませんでした。
 
 
このランプには、仕掛けがあります。
滑車がついている!
 
 
横からみるとこんな感じ。
なんのため・・・?
 
 
 
動くダイニングテーブルといっしょに
ランプも移動できるように。
 
 
高さも調整できるように。
小泉さんのスケッチ(許可ととって掲載しています)
 
 
 
小泉さんの遊び心と
生活への配慮がうまくミックスされた
この家の見どころの1つです。
 
 
 
施工は、千葉のタケワキ住宅建設。
 
 
大工さんに一番大変だったのは何ですか?
と聞きました。
 
 
答えは、ここ。
階段です。
 
 
図面を見たときの大工さんの一言は・・・
 
 
「階段が浮いている?!」
 
 
だったそうです。
 
 
側が壁に取り付いていません。
はい、正面の壁から出ている材で
支えているのです。
 
 
L型の金物で補強しているから大丈夫なんです
現場監督が、鋼板屋さんと試行錯誤して実現しました。
 
 
ちなみに桁は105㎜角。
 
 
これにも大工さんは、ぎょっとしたそうです。
 
 
たわみを心配して、
もっとセイをとりたい・・・と思ったとのこと。
 
 
でも、現場監督は「大丈夫!やろう」と判断。
その心意気に、大工さんも「よっしゃ!」と心意気返し。
 
 
 
できるだけ欠きこみ(欠損)がないようにつくりました。
 
 
 
完成度を高める、つくり手の「心意気」。
なかなか建て主には伝わりづらいもの。
 
 
この階段は、ツウ向けの見どころです。
 
 
 
そしてもう1つ。この家のハイライト。
庭に突き出した桟橋のようなデッキ。
その向こうに・・・
 
残土?
 
 
いえ、あれは丘です。
 
 
敷地の土を集めて、丘をつくりました。
 
まだ植栽工事が入っていないので土のまんまですが、
芝生が植えられて小さな丘になる予定です。
 
 
元気な姉妹の遊び場です。
 
 
実は、この家。
敷地は、58.7坪あります。
 
 
ですが、大きな家はつくりませんでした。
予算的なこともあったのですが、
家族4人が生活するうえで
不自由ない広さがあればよいと
建て主さん。
 
 
まさに「生活道具」としての家づくりです。
 
 
ここは千葉の住宅街。
まわりには、敷地いっぱいに建てた大きな家が並んでいます。
 
 
そのようななかに、
建蔽率20%、容積率31%、
建築面積12坪(延床18坪)の家ができました。
 
 
こんな感じ。
造園計画図(小泉さんの許可をとって掲載しています)
 

 
 
家よりも丘のほうが大きい?!
 
 
小さな家の楽しい暮らし。
 
 
建て主さんが、どんなふうにして
住みこなしていかれるのか、今後が楽しみな住宅でした。

2013/04/25

1/2サイズの住宅

 
グランフロント大阪にMUJIの家の1/2サイズ模型が
展示されると聞き、取材に行ってきました。



 あまり見たことのないサイズなので、みな興味深々。



これは私の目線の高さ。ちょうど2階を見渡せるくらいです。



スケールは美人なスタッフさんでどうぞ(笑)



玄関ドアの向こうには、1/2サイズのスリッパ
かわいいッ



意外と苦労したのが、鍵やレバーハンドルだそう


バルコニーと外壁の取合い部分もきれいです




キッチンとダイニング。
写真で見ると実物と言っても分かりません



人が入ると分かりますね
写真はスタッフの方。一般の方は中には入れません。




小さな窓をのぞくと1/2サイズのトイレ。
トイレットペーパーも1/2。
 




 ネコも1/2?
  



1/2とはいえ、大工さんが建てており、
構造もしっかりしたミニ住宅になっています。

MUJIの家はSE構法。
広い空間や、吹抜けによる上下のつながりを
より多くの人に体感してもらうために、
1/2の模型をつくったそうです。



こんな感じ(笑)





住宅展示場や、完成見学会は、「家を建てたい人」が集まりますが、グランフロント大阪のような複合施設には、OLや若者など家を建てることを考えていない人もたくさんいます。



スマホの世界が「自分の空間」になりつつある若者。




彼らに実際の「家」や「空間」の魅力を伝えるには、
どうしたらよい?




リアルな「自分の空間づくり」にも目を向けて!



この1/2サイズの住宅は、リアルではないけど、
そんなメッセージが伝わってきます。



そうそう、空間だけではありません。
照明で「夏」と「冬」の正午の光の入り方を表現しています。



夏は、軒があるから部屋まで光が入ってきません



冬は、縁側全体がぽかぽか


部屋の奥まで光が入ります



値札もちゃんとありました。




家を建てる人への啓蒙もたいへんなのに、大衆の潜在意識に「空間をもっと楽しもうよ!」って訴えることは決して簡単ではありません。家を建てるつもりもない若者に、専門家が話そうと思って近づけば、すぐに「うざい」と言って逃げていってしまうでしょう。


大衆の潜在意識に働きかける


ビルダーズは、「日本の住宅文化のボトムアップ」がコンセプト。このような取り組みは、それがたとえ家を売るための宣伝活動の手段だとしても、うれしく思うのです。



★ちなみにグランフロント大阪の
ショーウィンドウのマネキンは・・・














1/2ではなく、リアルでした!








2013/04/12

お宅訪問

建て主さんの取材に行ってきました。
 
 
1件目の建て主さんの家

あれです、あれ。
 
 
 
 
玄関がとても素敵な家でした。
東から光が差し込む明るい空間には、
センスのよい植物が並べられています
 
 
でも、実は・・・
 
フェイクとのこと。
 
よくできています。
 
 
 
 
2件目のお宅もダイニングの窓から
差し込む光がとてもきれいでした
 
 
カメラマンは、
 
男前大工を撮影した渡辺慎一さん
ダイニング横の和室を撮影中
 
 
 
でも、このお宅が何よりもステキだったのは・・・
 
 
写真をよく見てください・・・
 
 
なんと!!!!! 
とっても限られた場所でしか配っていない
ビルダーズのダイジェスト版がニッチ棚に!!!
 
 
 
思わず目を疑いました。
 
 
 
撮影のために置いたわけではありませんよ。
 
 
 
 
建て主さんに聞いたところ、
近くの複合施設で配布されていたのだとか。
 
 
理由は分かりませんが、ありがたいことです。
 
 
1年前に配布したダイジェスト版が、今でもこうしてどこかのお宅に残っているかもしれないと思うと、決していい加減なものはつくれない、と改めて実感しました。
 
 
 
★3月に開催した建築知識700号記念イベントのアンケートの中で「美人編集長のブログが更新されていない!」とのお叱りの言葉をいただきました。ありがとうございます。そして、ごめんなさい。スタッフからも、取材先でも、みなに「更新しろー」と言われます。 春になったことですし、がんばります!


2013/03/04

はじめての青森




出張で青森に行ってきました。


 

空いた時間で青森県立美術館に寄り道。 


雪景色の中に埋もれるようにして建つ白い美術館。
設計は青木淳さんです(2006年竣工)。

 
隣の「三内丸山縄文遺跡」の発掘現場から
着想を得て、設計されたとのこと。


白く塗られた煉瓦の外壁が雪と同化しています。
 

館内も真っ白。
まるで雪の中にいるかのよう。
 

呼称「あおもり犬」は、弘前生まれの奈良美智の作品
雪のベレー帽をかぶっています。
 
 
 
自販機もベレー帽
 
 
 

青森をヨロシクッ
 

2012/12/25

ダイアモンド

東京ドームで開催された、プリンセスプリンセスのコンサートに行ってきました。プリプリといえば、20年前(ひえー)の中学・高校時代のまさに青春ソングです。


解散から16年経ったメンバーは、すでに45~48歳。でも、まったくそれを感じさせないパワフルな歌声とパフォーマンスに、本当にびっくりしました。オープニングから、その迫力を前に、なぜか涙が止まらなかった。最初から終わりまで、どの曲を聞いても、泣いていました(苦笑)


涙がとまらなかった理由は、懐かしかったからではありません。


ツライ恋愛を思い出したからでもありません。


一心に歌う姿に、ただただ感動したのです。


表現者の端くれとして、彼女たちの「伝える力」に感服したと言ったほうがいいかもしれません。




コンサート終了直後の会場の様子。
4万3千人が来場したそうです。
年齢層が高めで、なんか居心地がよかったですよ(笑)

 

アンコールの締めは、定番中の定番「Diamonds」でした。
 
 
ボーカルの岸谷香(旧姓:奥居)さんが、当時は自分たちがダイアモンドって思っていたけど、16年が過ぎて、日常生活にもたくさんダイアモンドがあることに気が付いたと言っていました。
 
 
 
♪ 針がおりる瞬間の胸の鼓動焼きつけろ
それは素敵なコレクション もっともっと並べたい
眠たくっても 嫌われても 歳をとっても やめられない

ダイアモンドだね AHAH いくつかの場面
AHAH うまく言えないけれど 宝物だよ
あのとき感じた AHAH 予感は本物
AHAH 今 私を動かしてる そんな気持ち ♪
 
 
 
眠たくても、嫌われても、歳をとってもやめられない・・・
 
 
私のダイアモンドは、当面、ビルダーズや住宅関連の雑誌をつくる、この仕事なんだと思います。

2012/11/26

第6回 素材巡礼ツアー 開催決定! 

ビルダーズの超人気企画、建築家・伊礼智の素材に感謝する旅「素材巡礼ツアー」の第6回を開催します!
なんと1年4カ月ぶり。伊礼さんのお気に入り内装材「ヴィーナスコート」の販売元である日本エムテクスさんにスポンサーになっていただき、実現することができました。

1月に完成予定のi-works project1.0のモデルハウスがいちはやく見学できる、とっても貴重なツアーです。

詳細は、ただいま最後の確認を進めていますので、もう少々お待ちくださいませ!
27日の夜には、ここで申込み方法についてアップする予定です。


過去の素材巡礼ツアーについては、下記をご覧ください。

第4回素材巡礼ツアー 天窓

第5回素材巡礼ツアー シラス壁


たいへん申し訳ありません。本ツアーは、雑誌購読者による申込みで、一般公開をする前に満席となりました。情報の更新が遅れてしまい、ご迷惑をおかけしました。ただいま何人かの読者の皆様にはキャンセル待ちいただいている状態ですが、皆様の声が集まれば第2弾を検討いたしますので、ぜひこちらにお問い合わせください。