グランフロント大阪にMUJIの家の1/2サイズ模型が
展示されると聞き、取材に行ってきました。
あまり見たことのないサイズなので、みな興味深々。
これは私の目線の高さ。ちょうど2階を見渡せるくらいです。
スケールは美人なスタッフさんでどうぞ(笑)
玄関ドアの向こうには、1/2サイズのスリッパ
かわいいッ
意外と苦労したのが、鍵やレバーハンドルだそう
バルコニーと外壁の取合い部分もきれいです
キッチンとダイニング。
写真で見ると実物と言っても分かりません
人が入ると分かりますね
写真はスタッフの方。一般の方は中には入れません。 |
小さな窓をのぞくと1/2サイズのトイレ。
トイレットペーパーも1/2。
ネコも1/2?
1/2とはいえ、大工さんが建てており、
構造もしっかりしたミニ住宅になっています。
MUJIの家はSE構法。
広い空間や、吹抜けによる上下のつながりを
より多くの人に体感してもらうために、
1/2の模型をつくったそうです。
こんな感じ(笑)
住宅展示場や、完成見学会は、「家を建てたい人」が集まりますが、グランフロント大阪のような複合施設には、OLや若者など家を建てることを考えていない人もたくさんいます。
スマホの世界が「自分の空間」になりつつある若者。
彼らに実際の「家」や「空間」の魅力を伝えるには、
どうしたらよい?
リアルな「自分の空間づくり」にも目を向けて!
この1/2サイズの住宅は、リアルではないけど、
そんなメッセージが伝わってきます。
そうそう、空間だけではありません。
照明で「夏」と「冬」の正午の光の入り方を表現しています。
夏は、軒があるから部屋まで光が入ってきません
冬は、縁側全体がぽかぽか
部屋の奥まで光が入ります
値札もちゃんとありました。
家を建てる人への啓蒙もたいへんなのに、大衆の潜在意識に「空間をもっと楽しもうよ!」って訴えることは決して簡単ではありません。家を建てるつもりもない若者に、専門家が話そうと思って近づけば、すぐに「うざい」と言って逃げていってしまうでしょう。
大衆の潜在意識に働きかける
ビルダーズは、「日本の住宅文化のボトムアップ」がコンセプト。このような取り組みは、それがたとえ家を売るための宣伝活動の手段だとしても、うれしく思うのです。
★ちなみにグランフロント大阪の
ショーウィンドウのマネキンは・・・
1/2ではなく、リアルでした!
0 件のコメント:
コメントを投稿