全景が撮れていなくてすいません。
広い縁側は、子供たちの遊び場にもなります
家の顔ともいえる玄関
漆喰の薄化粧。
品が良くて美人です
木でつくった郵便受け
インターフォンは使っていません
真鍮のドアノブはにぎりやすそうです
さて、こんなステキな平屋をつくったのは、一体、どんな人でしょう・・・?
扇建築工房の代表取締役 鈴木昌司さん 41歳
浜松のプチ平屋ブームの火付け役です
「子育ての家はつくらない。夫婦が一生心地よく暮らせる家をつくる」
そう考えたら、自然と平屋になったそうです。
「子供は、どこでも育つから」
なるほど。
無駄なものはつくらないし、使わない。
シンプルな材料で、シンプルにつくる。
そんなこだわりの家づくりを貫く鈴木さんですが、そこにはわけがありました。
鈴木さんは、卒業後、地元の中堅ビルダーに就職。面接では「この会社で自分が社長になれる可能性はあるのか」と聞くほど、出世にこだわっていました。
とにかく出世のために住宅を売りました。
お客さんのいうことを何でもきいた住宅をたくさんつくりました。
こうして20代で支店長になり、ナンバーワン営業マンになり、管理職も経験。
スゴイですね。スーパーサラリーマンです。
ところが、30歳になるころ、「本当の家づくりってなんだ」と考えるようになりました。
とにかく住宅を売って売って売りまくったことによる反動から、
「住む人が本当に幸せになる家をつくりたい」
こうして32歳で扇建築工房を設立。
なんと社員は、同じ中堅ビルダーの仲間。鈴木さんの背中を見て、3人がついてきました。今でも一緒にやっています。
社員6名・男・全員が建築士
年間12棟まで。それ以上は受けない。
まさに硬派系工務店です。
ちなみに、6名のうち3名が私と同じ高校の卒業生だそう。
しかも、そのうち1名は・・・
私が1年生のときに3年生だった、みんなのあこがれの先輩でした。
え・・・? だから取材に行ったのではって・・・?
まさか、そんなことは・・・
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