子供はいませんが、子育てのしやすい環境には関心があります。
でも、「子育てしやすいマンション続々」の記事には少し疑問。
6月4日日経新聞夕刊
保育所・託児所の併設や
親どおしの交流を後押しするサービスが人気
保育所や親どおしのコミュニケーションは、すごく大切ですし必要だと思います。でも、よく考えると保育所を利用する時期って、ほんの数年です。ママ友もずっと近所のよい友人として続けばよいのですが、小学校、中学校と子供が育っていけば、関係も変わっていくものではないでしょうか?
でもそのマンションに住むのは、何十年です。将来の生活の変化をちゃんと想像して、住まいを決定したいものです。
私は、たとえ自分に小さな子供がいたとしても、「子育て」をウリにしたマンションは買わないでしょう。
なぜなら、老夫婦も、ディンクスも、高校生がいる家族も、あらゆる世代の人が住んでいるマンションのほうが魅力的ですし、子供が保育園児から小学生、中学生、大人に成長する過程で、いろいろな世代の人とふれあうことのほうが結果としていい「子育て」になるのではないかと思うからです。
同じ世代ばかりのマンションでは、将来、どこかの団地のように「高齢者ばかり」になりかねません。
子育てはすごくたいへんで、ついつい住まいを子供中心に考えがちですが、子供はいつか巣立っていくものと思えば、やっぱり住まいは夫婦の将来のために考えたいものです。
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