2010/12/04

ほれぼれとするものを町角に

12/2の「小さな家。ネットのキックオフミーティング」で、鹿児島のシンケン・迫英徳氏と建築家・伊礼智氏と新建ハウジングの三浦編集長のトークセッションがありました。

「日本一の工務店」と多くのプロから支持されている、シンケンの迫氏。
評判はよく聞くものの、実はお会いしたことがありませんでした。
今回、このイベントに出席したのも、迫氏がどのような方なのか知りたいという想いもありました。


三浦編集長が、迫氏の仕事への取組み方や考え方について、
アップル社CEOのスティーブ・ジョブズ氏の言葉をあげて
その共通点を指摘しました。


こんな言葉もありました。
駄作・・・。ぞっとします。


会場では、「設計力」=「経営力」というテーマで話が進んでいきます。

迫氏の設計者として、経営者としての、厳しくもあり、愛情深い家づくりについて聞くことができました。
そのなかで、私が一番、心に残った言葉。



「自分でほれぼれとするものを、町角に置かせてもらっている」

ほれぼれとするもの・・・

惚れ惚れ・・・

ものづくりをする者にとって、至福の瞬間です。
ものづくりでなくたって、人であったり、モノであったり、コトであったり
惚れ惚れすることって、幸せですね。

(最近、ホレボレしてないなぁ・・・)



自分がどんなものに惚れ惚れするのか、という芯がちゃんとなければ、
惚れ惚れは単なる独りよがりになってしまいます。


「いい家は、情愛を育む家」


迫氏には、自分が「惚れ惚れする」家が、どういう家なのか、1本の筋がちゃんとありました。


さて、私の場合、「自分がほれぼれするものを本屋さんに置かせてもらっている」ということになります。

「建築知識ビルダーズ」に、惚れ惚れしている・・・?



自分に問いかけます。



・・・・・・・。



・・・・・・・。



まだでした。

ちょっと悲しくなりました。恥ずかしくもあります。


次号に向けて、制作は始まったばかり。
惚れ惚れするものをつくれるように、もう一度、「芯」をしっかり通して取組みたいと思います。


★明日は日曜日ですが、なんだか仕事をする気になってきました。次号・第2特集の企画書をつくります!(あ、でも家事もやります)


2 件のコメント:

  1. 12/2はご参加いただきありがとうございました。この対談は気づきやヒントが満載でした。「ほれぼれするものを町角に」…この会の社会的な目標はここにあるかもしれません。

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  2. コメントありがとうございます。この週末に、工務店で家を建てている女友達に会ったのですが、「ほれぼれとするもの」とは、ほど遠い話でした・・・。キッチンをパナソニックにするか、TOTOにするかが深刻な問題・・・。改めて、ほれぼれとする住宅、愛される住宅って何だろう・・・と考えさせられます。

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