「日本一の工務店」と多くのプロから支持されている、シンケンの迫氏。
評判はよく聞くものの、実はお会いしたことがありませんでした。
今回、このイベントに出席したのも、迫氏がどのような方なのか知りたいという想いもありました。
三浦編集長が、迫氏の仕事への取組み方や考え方について、
アップル社CEOのスティーブ・ジョブズ氏の言葉をあげて
その共通点を指摘しました。
こんな言葉もありました。
駄作・・・。ぞっとします。
会場では、「設計力」=「経営力」というテーマで話が進んでいきます。
迫氏の設計者として、経営者としての、厳しくもあり、愛情深い家づくりについて聞くことができました。
そのなかで、私が一番、心に残った言葉。
「自分でほれぼれとするものを、町角に置かせてもらっている」
ほれぼれとするもの・・・
惚れ惚れ・・・
ものづくりをする者にとって、至福の瞬間です。
ものづくりでなくたって、人であったり、モノであったり、コトであったり
惚れ惚れすることって、幸せですね。
(最近、ホレボレしてないなぁ・・・)
自分がどんなものに惚れ惚れするのか、という芯がちゃんとなければ、
惚れ惚れは単なる独りよがりになってしまいます。
「いい家は、情愛を育む家」
迫氏には、自分が「惚れ惚れする」家が、どういう家なのか、1本の筋がちゃんとありました。
さて、私の場合、「自分がほれぼれするものを本屋さんに置かせてもらっている」ということになります。
「建築知識ビルダーズ」に、惚れ惚れしている・・・?
自分に問いかけます。
・・・・・・・。
・・・・・・・。
まだでした。
ちょっと悲しくなりました。恥ずかしくもあります。
次号に向けて、制作は始まったばかり。
惚れ惚れするものをつくれるように、もう一度、「芯」をしっかり通して取組みたいと思います。
★明日は日曜日ですが、なんだか仕事をする気になってきました。次号・第2特集の企画書をつくります!(あ、でも家事もやります)
12/2はご参加いただきありがとうございました。この対談は気づきやヒントが満載でした。「ほれぼれするものを町角に」…この会の社会的な目標はここにあるかもしれません。
返信削除コメントありがとうございます。この週末に、工務店で家を建てている女友達に会ったのですが、「ほれぼれとするもの」とは、ほど遠い話でした・・・。キッチンをパナソニックにするか、TOTOにするかが深刻な問題・・・。改めて、ほれぼれとする住宅、愛される住宅って何だろう・・・と考えさせられます。
返信削除