2010/12/03

おとりよせ住宅

工務店が大勢集まると聞き、東京・目白の自由学園・明日館に行ってきました。

「小さな家。ネット」のキックオフミーティング
140名ほどの申込みがあったそうです。
檀上に立つのは、愛され建築家の伊礼智氏。
「小さな家。ネット」については・・・
↓↓↓↓


ちなみに弊社からも『小さな家。計画』という関連書籍を出しています。

詳細はこちら
↓↓↓↓


ん・・・?
おとりよせ・・・?
(本の緑の部分)

住宅を・・・?

お取り寄せ好きな私には、気になるキャッチコピーです。


「小さな家。ネット」というのは、簡単に言うと、プロダクト化(規格化)した建築家の住宅を、インターネット上だけで販売するというもののようです。
おいしいデザートを取り寄せる感覚で、
「あら、これよさそうじゃない。買ってみようかしら」
というノリが狙いでしょうか・・・?


ちなみに私がデザートを取り寄せるとき、きっかけは「話題になっているもの」。
土曜日の日経新聞に入ってくるプラス1のランキングに影響されることが多いです。

どうでもいいかもしれませんが・・・ 
 これ、狙っています。
ちょっと高いので夫に交渉中

なぜ、取り寄せるのか。
①とにかく「おいしそう」(=近所のスーパーじゃ絶対に手に入らない)、
②一定の人に評価されているから「おいしいに違いない」(=失敗する確率が少ない)
③お店に行ったり、長い行列に並ばなくても「簡単に届く」(=意外と値段にこだわらなくなる)


これを住宅に置き換えてみると・・・


①とにかく「暮らしやすそう」(=近所の工務店じゃ絶対つくれないもの)
②一定の住まい手に評価されているから「住み心地がいいに違いない」(=プロの言葉は自分たちでは判断できない)
③モデルハウスをはじごしたり、営業マンとのやりとりしなくても「簡単に建つ」(=値段の違いが明記されていれば、納得しやすい)


想像できなくもないですが、家づくりはデザートと違って人生の一大事ですから、
①と②がどこまで効くのか、またどういう手法が効くのかが肝になるんでしょうね。

住宅のインターネット販売では、ハウスメーカーがすでに取り組んでいますが、むしろ苦戦しているという話が聞こえてきます。(ビルダーズ01号101ページ~でまとめています)

小さな家ネットは、供給体制がこれまでのインターネット販売とは違うので、そこに期待があり、多くの工務店が注目しているんだろうと思います。

★この日の後半にあった、シンケン・迫氏×伊礼氏×新建ハウジング・三浦編集長のパネルディスカッションについては、明日アップします。ブログにアップしたい内容がたまってしまい、追いつかない・・・。

4 件のコメント:

  1. 美人編集長様
    昨日はお疲れさまでした。
    久しぶりでしたがあまりお話も出来ずに失礼を致しました。
    うちの取材は美男副編集長ばかりです。
    お時間あれば美人編集長もおいで下さい。

    返信削除
  2. コメント、ありがとうございます。皆勤賞の優秀工務店さんは、このブログでもどんどん紹介したいと思っておりますので、近いうちにぜひ!

    返信削除
  3. メールに”タイトルは・・・、気にしないでください”と書いてましたが、やっぱ一番最初に目がいきました。楽しい記事配信してくださいね。RSS登録しました!

    返信削除
  4. コメント、ありがとうございます。タイトルは、本当にすいません。実際に顔見知りの方には、シャレでとおるかもしれませんが、それ以外の方に対してどーしましょうね…。

    返信削除