2011/01/29

平屋ブーム

故郷・浜松できれいな平屋をつくる工務店があると聞き、取材にいってきました。
 


全景が撮れていなくてすいません。
広い縁側は、子供たちの遊び場にもなります



家の顔ともいえる玄関
漆喰の薄化粧。
品が良くて美人です



木でつくった郵便受け



インターフォンは使っていません


真鍮のドアノブはにぎりやすそうです





さて、こんなステキな平屋をつくったのは、一体、どんな人でしょう・・・?





扇建築工房の代表取締役 鈴木昌司さん 41歳


浜松のプチ平屋ブームの火付け役です


「子育ての家はつくらない。夫婦が一生心地よく暮らせる家をつくる」

そう考えたら、自然と平屋になったそうです。

「子供は、どこでも育つから」

なるほど。



無駄なものはつくらないし、使わない。
シンプルな材料で、シンプルにつくる。
そんなこだわりの家づくりを貫く鈴木さんですが、そこにはわけがありました。


鈴木さんは、卒業後、地元の中堅ビルダーに就職。面接では「この会社で自分が社長になれる可能性はあるのか」と聞くほど、出世にこだわっていました。



とにかく出世のために住宅を売りました。

お客さんのいうことを何でもきいた住宅をたくさんつくりました。

こうして20代で支店長になり、ナンバーワン営業マンになり、管理職も経験。



スゴイですね。スーパーサラリーマンです。



ところが、30歳になるころ、「本当の家づくりってなんだ」と考えるようになりました。

とにかく住宅を売って売って売りまくったことによる反動から、

「住む人が本当に幸せになる家をつくりたい」



こうして32歳で扇建築工房を設立。



なんと社員は、同じ中堅ビルダーの仲間。鈴木さんの背中を見て、3人がついてきました。今でも一緒にやっています。



社員6名・男・全員が建築士

年間12棟まで。それ以上は受けない。

まさに硬派系工務店です。


ちなみに、6名のうち3名が私と同じ高校の卒業生だそう。
しかも、そのうち1名は・・・
私が1年生のときに3年生だった、みんなのあこがれの先輩でした。


え・・・? だから取材に行ったのではって・・・?

まさか、そんなことは・・・


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2 件のコメント:

  1. いつもお世話になっています。
    あゆたんもがんばってるね!

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  2. ご無沙汰しております。奥付の記事、毎回ありがとうございます!

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