サーモスSとは、同社肝入りの新・窓シリーズSAMOSのアルミサッシバージョン。すでにアルミ樹脂複合サッシのサーモスHが昨年秋に発売されています(寒冷地限定)。サーモスSは、10月に全国発売予定とのこと。
サーモスSのショールーム。
本邦初公開!ということで、1番乗りの記念撮影
真ん中が伊礼さん。
その両脇がSAMOS開発チームの圖師さんと堤さん。
「日本の窓の新しいスタンダードをつくる」
SAMOS開発チームに与えられた使命です。
新しいスタンダード・・・
言うのは簡単ですが、「新しい」と「スタンダード」、このどちらかだけでも実現するのは難しい。特に「スタンダード」はハードルが高い。
そこで聞いてみました。
スタンダードの条件とは、何でしょう?
「誰もが手の届くコスト」
&
「誰でも使いやすい仕様」
「誰でも使いやすい仕様」
(by堤さん)
開発チームは、これまでにない新しい窓を考え抜き、さらにそれを従来品とほとんど変わらない価格と仕様で提供するために知恵を振り絞りました。こうしてできたのがSAMOSです。
どのへんが新しいかというと・・・
たとえばテラスドア。
左がサーモス、右が従来品
(毎度のことながら写真が下手ですいません)
ルーバー窓もあります。
手前が従来品、その向こうがサーモスS
(違いが分かりづらいアングルですね・・・)
取材内容の詳細は、建築知識に掲載します(掲載号は未定)。ビルダーズ04号の74-75ページでは、サーモスHについてまとめています。
自身の設計を標準化し、いまや住宅そのものの「プロダクト化」に取り組む伊礼さんも、スタンダードをつくる難しさにうなずきます。
自身の設計を標準化し、いまや住宅そのものの「プロダクト化」に取り組む伊礼さんも、スタンダードをつくる難しさにうなずきます。
「その時代のスタンダードがある」
=「スタンダードも進化する」
=「スタンダードも進化する」
(by伊礼さん)
誰にもまねできない一品モノをつくるのも、ものづくりの極みですが、
誰もが使えて、つくれるもの。それを一番最初に生み出すというのも、また、ものづくりの極みであることを、この取材で学びました。
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