そこで、「床の傾きを直す会社」ウレテックジャパンの川口社長を訪ねました。
ジャッキアップ工法や基礎下に樹脂を注入する工法など、複数の工法を取り扱っているちょっと珍しい会社です。
「何でもかんでもジャッキアップすればよいわけではない」
と川口社長。住宅の傾きや沈下の度合い、基礎や住宅そのものの状況によって、適切な「持ち上げ方」があると言います。
そんな川口社長の自宅は、なんと浦安。震災から3週間を過ぎた今でも、家の傾きは進行しているそうです(川口社長のブログはこちら)。
「修正を急いではダメ」
もし、このような被害状況のなか、すぐに見積りを出せるような業者がいたら、むしろ慎重さに欠けると言っていいかもしれません。
たとえば、浦安には次のような被害が珍しくないと言います。
車で踏み固められている道路よりも、むしろ表層がやわらかい住宅敷地に液状化が集中し、道路面よりも沈下したうえ、さらに家が傾いてしまった例が少なくない。
こういう場合、とにかく家の傾きだけでも直そうというのは危険です。
なぜなら・・・
では、どうすればよいか・・・?
新たに基礎をつくり直す方法があります。
ですが、これは決して簡単なことではありません。
傾き30cmまで対応するという同社のジャッキアップ工法や樹脂注入工法でも、完全に修正することができません。川口社長も頭を抱えます。
そんなときに、救世主が現れました。
それは・・・
曳家職人の岡本さん
岡本さんは、なんと高知県の職人さん。浦安市から頼まれて被害状況を視察にいらしていたとのこと。私は、曳家職人さんに会うのは初めてでしたので、岡本さんから聞いた話すべてが興味深いものでした。
岡本さんの話は・・・、たくさんあるのでこの次に。
★今日、あるテレビ番組を見て、震災による紙不足などの影響で休刊する雑誌が200誌以上あると知りました。 ビルダーズは・・・、大丈夫なはずですが、明日もう一度、印刷所に確認してみようと思います。
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