04号では、ドライビームで知られる中国木材の堀川社長にインタビューしています。聞き手は赤堀さん。
ドライビームを開発し、日本の住宅に人工乾燥材を普及させた人物。
もし人工乾燥材がなかったら・・・、
日本の住宅は鉄骨プレハブが主流になっていたかもしれません。
堀川社長には何度かお会いしたことがありますが、ポケットに電卓、とても70歳を過ぎているとは思えないほど数字&計算に強い社長です。
インタビューの内容でも「在来構法は年計8%増」という社長の言葉に注目しています。
ところが・・・、木材業界ではちょっと視点が違うようです。
記事の後半、「中国木材が国産材事業を強化」
えっ・・! あの堀川社長が国産材に・・・!?
赤堀氏いわく、これはかなり業界を驚かせるニュースとのこと。
詳細は、記事を読んでいただくとして(ダイジェスト版にも掲載しています)。
「日本の木を世界へ」そこまで視野に入れています。欧米の木材産業のスタイルを国産材で構築しようと考えているようです。
日本の木材とその技術を海外へーーーー。
欧米から木材を仕入れて、それを加工して住宅へ浸透させた社長だからこそ、できることかもしれません。
常に10年も20年も先を見ながら動いている。
そんな社長に聞きました。
「どうしてそんなに先を見るのですか?」
さて、なんと答えたでしょう・・・?
「今いる20代の社員も、定年になるまで働ける会社にしないといけない」
社員のみなさんは幸せですね。
小柄な社長が、ものすごく大きく見えた瞬間でした。
★赤堀さんをご紹介しましょう。ビルダーズでは創刊号から、国産材の現状について連載していただいています。住宅業界にいたら、なかなか知りえない林業界の問題点が見えるツウな内容の連載です。
赤堀さんは林業関連の専門紙記者を経てフリーランスになって10年以上。林業ライター一本で20年以上の経験の持ち主。すごいことです。
継続は力なり。
最近は執筆活動のほか、講演などもされているようです。
これからもビルダーズをよろしくお願いいたします!
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